職人ブログ

塔婆製造・販売の(有)遠藤産業のブログです。塔婆職人という仕事を通じて 日々感じた事や気付いた事を書き綴っています。

登山を始めた話

久々のブログ更新である。
いつの間にか5月、塔婆業界はこれから8月のお盆前まで繁忙期に入る。


今年の夏は暑くなると誰かが言っていた。(毎年暑いが・・・)
肉体労働は体が資本。とにかく健康に注意し、繁忙期を乗り切っていきたい。


先ほど健康というワードが出たが、最近、健康の為に低山登山を始めた。
先月は山梨県・身延山に登り、先の連休は静岡県・満観峰と高草山に登った。


低山登山と言えど、所々、斜度がきつい箇所もあり、『俺はなぜこんなキツイ事やってるんだ?』と心の中で思う事もあるが、登頂した瞬間の達成感たるや最高である。
帰宅して風呂から出た後のビールはその上をいく。


一月一座(座は山を数える単位)を目標に、今後も継続していきたい。


20250503_080440


20250503_091910


20250503_093312


20250503_093722



20250503_122914



20250503_125434

GW期間中の休業に関するご案内

GW期間中の休業に関するご案内です。

誠に勝手ながら下記の期間を休業とさせて頂きます。
休業期間:暦の赤い日 5月3日(土)~6日(火)
なお、上記期間中もお見積もり・御注文等のお問い合わせは弊社HPのお問い合わせフォームにて受け付けております。

回答は5月7日以降に順次対応させて頂きます。
恐れ入りますが、予めご了承下さいます様お願い申し上げます。


遠藤産業ホームページはこちら

男のぶらり旅 南伊豆へ

今回のブログはプライベートな内容である。
題して『男のぶらり旅』


先の連休、下田方面にドライブする事にした。
Google Mapで訪問先の候補を探していたら、興味をそそるものが目に入った。


南伊豆町・鬼女手石御前の祠。
実は昨年から、民俗学に興味を持ち、道祖神や祠を巡るという地味な活動を展開している。


鬼女手石御前の祠とは、何ぞや?
調べてみたら、役小角(えんのおづぬ)に由来している事が分かった。
役小角とは、飛鳥時代の呪術者。
修験道の開祖とも言われており、呪術界のスーパースターである。
更に、我々調査班の調べによると、この役小角の像が石廊崎港にある事が分かった。 
これは行くしかない。


男のぶらり旅、南伊豆を目指す。
まずは腹ごしらえ。
南伊豆町の南京亭にて昼食。
この店は二十代の頃、たまたま入店したら、ラーメンが大変うまくて、それ以来、南伊豆方面を訪れる際は立ち寄っている。


20250111_111517



チャーシューメン、チャーハン、餃子を注文。


20250111_105831



20250111_105432



20250111_110020



炭水化物ガ―だとか塩分ガ―だとか、そんな野暮な事は聞きたくない。
なぜなら、男のぶらり旅なのだから。
常連客と思われる人が、昼間から餃子と瓶ビールでキメていた。
実にいい。

私は車の運転があるので我慢。


昼食を終え、鬼女手石御前の祠を訪れた。
車一台しか通れない、細い道路脇にそれはあった。


20250111_112216



この雰囲気と佇まい。
観ているだけで興奮してくる。


その昔、鬼女が悪さをして村人を困らせていた。
その噂を聞き役小角が鬼女に呪文をかけ懲らしめた。
役小角は『悪さをしないなら助けてやるから、そのしるしに手形を残せ。』と言い、鬼女は石に手形を残し、それ以来、集落を守るようになったと言われている。

ちなみに祠がある場所は手石という地区。
石に手形を残した事に由来しているそうだ。



次に石廊崎港を目指した。
石廊崎港の駐車場脇に、役小角の像があるという。
伊豆半島は何度も遊びに行っているが、石廊崎周辺は素通りしていた。
駐車場を管理しているおじいさんに、事情を話して、写真撮影をさせてもらった。


20250111_113517



これが役小角の像である。
私の好きなみうらじゅん氏が、とある番組で役小角のプリントされているTシャツを子供のようにはしゃぎながら購入していた事を思い出した。
役小角の像がまさか石廊崎にあるとは。



次に石廊崎灯台近くの石室神社に向かった。
この石室神社、役小角創建と伝えられている。



20250111_115801


石廊崎灯台。
想像していたより小さかった。
この脇の参道を下った所に石室神社がある。
参道は狭くて急な階段である。



20250111_115054



これが石室神社である。
この社殿から、石廊崎先端に進んだところに熊野権現が祀られている。


20250111_115105


青い空に青い海。


20250111_115332



散策を終え、下田へ移動する事に。
石廊崎から下田へ向かう道中、一字一石供養塔
なる石像があった。


20250111_121715



1853年旧下流村萬人講の講中によって建立されたもの。
当初は高見場道に安置されていた。
一字一石とは経文の一字を一つの小石に願いを込めて書き写したもの。

(石碑より抜粋)


一字一石という供養は、江戸時代に全国的に行われていたようだ。
周囲の風景やそこに住む人々が絶えず変化していく中で、こういった石塔は今も変わらずそれらを見守っている。
物凄くロマンを感じる。


20250111_124824


その後、下田のぺリロードを散策。
オフシーズンゆえ、人もまばら。
喫茶店にふらっと立ち寄りコーヒーを飲んだ。


20250111_130649



唐人お吉こと斎藤きちが明治15年に開いた小料理屋・安直楼。
その前も通った。


男のぶらり旅 南伊豆へ。
こんな感じのぶらり旅であった。

2025年始動

明けましておめでとうございます。
久しぶりのブログ更新。


弊社は今日から仕事初め。
昨年は5月に円安の影響で材料代が値上がり、10月からは運送業者の送料が値上がり、おまけにガソリンも値上げ。
先行きが不透明な日本経済。
これから先、どうなっていくのだろうか?


まあ、そんな事を考えていても仕方がない訳で。
余計な種を心に植え付けず、自分達が出来る事をやっていくだけである。


あなたという人間を通じて、スムーズに出来事が起こるようにしなさい。
そこに意識を置いて置きなさい。



何かを読んだ時に書いてあったフレーズだが、気になったのでメモしておいた。
これは仕事にも言える。
これが仕事の本質なのかもしれない。
顧客の望んでいる事に、いかにスムーズに応えられるか、滞りのない【流れ】を起こせるか。


やってやろうの意識は流れを不自然にさせる。
無為、何もやらないをやる。

やらないと言うのは、もっと売上げをあげようとか、利益を出そうとか、そういう事をやらない。
(売上げだとか利益、それも勿論大切ではある)


やるべき事を淡々とやる。
獲得者になるのではなく、流れの通過点としての役目を全うする。
感覚的な事なので、上手く文章に出来ないのが歯痒いが、今年はこんな感じで行く。



それでは、今日はこの辺で。
不定期更新ではあるが、本年もお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。

年末年始の休業に関するご案内

年末年始の休業に関するご案内です。

誠に勝手ながら下記の期間を年末年始休業とさせて頂きます。
休業期間:2024年12月29日(日)~2025年1月5日(日)
なお、上記期間中もお見積もり・御注文等のお問い合わせは弊社HPのお問い合わせフォームにて受け付けております。

回答は1月6日以降に順次対応させて頂きます。
恐れ入りますが、予めご了承下さいます様お願い申し上げます。
記事検索
月別アーカイブ
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ