以前、間伐材を利用した塔婆についての記事をアップしましたが、ようやく製品化に向け、第一弾目の間伐材が先日入荷しました。



通常の塔婆材に比べて、かなり厚みがある為、プレナ加工(板の厚みをキメる工程)は外注さんに依頼。
プレナ加工が完了したとの連絡を受け、本日、朝一番で清水の外注業者さんに行って来ました。



弱冠、死に節(節が抜けて穴が開いてしまう)のある木材が含まれていたので、その点が今後の課題になると思われます。
この先、間伐材塔婆の需要が増えれば、質、数量共に安定した状態の間伐材を供給できるかと思います。
現段階では手探り状態ですが、製材業者さんと共に、この課題を少しづつクリアしていかねばなりません。


間伐材塔婆に関しては、今のところ、賛成意見もあれば反対意見もあります。
通常の塔婆に比べて、節も多いですし、見た目が悪い事は否めません。
しかし・・・

エコの観点から、間伐材塔婆を利用して、少しでも山を育てる活動に貢献したい

お寺さんの中から、最近そう言った声をお聞きするのも事実です。
ニーズがあるなら、それに応えるのも大切な事だと思います。
家族葬や直葬に見受けられるように、最近では葬儀の形態も従来のものから大きく変化しています。
塔婆に関しても同じ事が言える。
この先、間伐材塔婆がどういった広がりを見せるか全く分かりませんが、お客さんの声を聞きながら、自分達が今出来る事に取り組んでいきたいと思っております。



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外注業者さんから帰る最中、車の中はヒノキの香りが漂っていました。
ちょっと癒されちゃいました。




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