本日は木札(スプルス材)の加工を行いました。
御注文を頂いたお客様のお客様が、お寺さんから製作を依頼されたとの事でした。



その際、お寺さんから『墨が滲まないようにして欲しい』という御要望があったそうです。



材料は比較的墨が滲みにくいスプルス材を選択し、念のため完成したに、墨を滲み難くする処理を施しました。
この方法は、あるお寺の老僧から教えて頂いた方法です。
昔の人は本当に色々な知恵をご存知ですね。



あるモノあるモノを混ぜ合わせて塗布すると、あら不思議。
墨が滲み難くなります。
しかも天然自然のモノなので、人体や自然にも無害です。
何と何をどの割合で混ぜ合わせるかと言いますと・・・・
おっと、ここから先は企業秘密って事で。




滲み止めの処理をした端材と、していない端材に文字を試し書きして比較して見ました。



HI3F05430001

















こちらは何も処理を施していない端材です。
ほんのわずかですが、毛細管現象が見られます。
モヤモヤッと滲んだ箇所があります。



HI3F05420001

















こちらは滲み止めの処理を施した端材です。
墨がほとんど滲んでおらず、文字も一段とくっきり見えます。



木の材質墨の種類によっても、滲み具合は変わると思いますが、墨の滲みが気になる方には是非お薦めです。




最後に・・・端材に書いた文字の紹介を。
題名:『魂』   弊社某女性従業員 書
まあ、そんな事はどうでもいいですね。





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