塔婆幅、厚み、五輪の寸法等は、業者さんごとに決まったスタイルがあります。



例えば、弊社の4尺塔婆の場合は、通常厚みは9mm、幅は2寸幅か2寸4分幅等々、五輪の寸法も長さごとに決まっています。
しかし、お客様の中には厚みや幅は勿論の事、五輪の寸法(間隔)をお好みの寸法に指定される方もいらっしゃいます。



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画像は4尺塔婆ですが、左側が弊社のスタンダードな形の塔婆です。
御注文時、特に御指定がない場合は、この塔婆を使って頂いております。



一方、右側は先日御注文頂いた4尺塔婆
右側の塔婆に比べて、五輪の間隔が広くなっています。
御住職によって、書きやすい塔婆の厚みや幅、五輪の間隔など色々あると思いますので、弊社はそのこだわりに、とことん応えます!



五輪に関する話ですが、例えば、南無妙法蓮華経と書く場合、このきざみの横にという文字、この刻みの横にという文字というように、筆入れする際、五輪のきざみを文字の位置を決める目安にされている御住職もいらっしゃいます。



しかし、世の中にはどの業界にも達人と言われる方がいます。
日蓮宗のある御住職は、南無妙法連華経と書いた塔婆を数枚重ね合わせ、という字を千枚通しでぶち抜いたら、全ての塔婆のという字の同じ位置を穴が貫通するそうです。



寸分違わぬ精密さ。
どれだけ塔婆を書き続ければ、そういう神業を身につけられるのでしょうか?驚きですね。










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