本日は、ある寺院さん用の年忌用塔婆の印刷作業を行いました。
最近では文字が印刷された塔婆を使用する寺院さんも増えてきています。


印刷作業を行っている時、ある事が気になりました。
塔婆の裏面に『一色一香無非中道』という文字を印刷したのですが
一体どういう意味なのか・・・?
色と香りが無くて道の中に・・・あー意味分からん。
学生時代の漢文の授業を思い出しちゃいましたよ。

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書いてある意味も分からずに印刷するのも・・・ちょっとね・・。
早速調べてみました。
『一色一香無非中道』とは、簡単に説明しますと

世の中のどんな些細な事にも中道は存在する

・・・という意味らしいです。
中道とは読んで字の如く、真ん中って意味です。
どちらかに偏る事無く、その中間が一番ベストって事です。
仏陀(釈迦の説もあり)は厳しい修行の末に
この中道という考えに到達したそうです。
厳しすぎても駄目だし、かといって甘やかしすぎても駄目。
その真ん中をやろう・・・それが中道。


『一色一香無非中道』とは、すなわち!
世の中のどんな事も偏りすぎてはいけませんよ、という意味だったんです。
更に僕の勝手な解釈をさせてもらうと
『適当でいいんです。』って事ですかね。
適当と聞くと、手を抜くような印象がありますが
辞書で調べると、『目的にふさわしい』とか『妥当である』って意味もあります。
余談ですけどタモリさんの座右の銘は『適当』です。


塔婆には哲学チックというか、奥深い言葉が書かれているんですね。
今度皆さんも塔婆を見かけた時は、じっくり観察して見ては如何でしょうか。
何か有難い言葉が書いてあるかもしれませんよ!



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