本日は間伐材塔婆の加工を中心に作業を行いました。


外国産の木材だけでなく、地元の間伐材も有効に利用し、森を育てる事に少しでも協力できれば・・・そして他国の森林周辺に住む住人の人権を守るという趣旨のもと、弊社の新たな取り組みとして行っている間伐材塔婆

(詳しい趣旨に関しては
コチラの記事をご覧下さい。)


こちらが、本日加工した間伐材塔婆の一部です。


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間伐材は成長途中で間引きした木材ですので、当然節のある材料もあります。
桧の間伐材ですから、赤みを帯びている材料もあります。


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上の画像のように、節のない場合もありますが、大抵は木目が流れています。


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こちらは通常の白木の塔婆です。
目も細かく、柾目(木目が上下に真っ直ぐ伸びているもの)です。
通常の白木の塔婆と、間伐材塔婆・・・。
比較すると、間伐材塔婆は明らかに見た目は悪いです。


ただ、ここで誤解されがちな事が一つあります。
通常の白木の塔婆も、選別されているから節もなく、柾目なだけです
1本の丸太のうち、塔婆材として使える部分は約4割程度。
そのうち、2割節の無い塔婆材として・・・
残りの8割節のある塔婆材として製材されます。


つまり、節の無い塔婆材は本当に貴重なものになりつつあります。
丸太を一本切って、全てが節の無い材料だと思っていたら大間違い。
全てのお寺が節のない白木の塔婆ばかり使っていたら、節のある塔婆材は余る一方です。
海外の森林伐採に更に拍車が掛かります。
お寺の御住職には、是非こういう現状をご理解頂きたいです。



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こちらは、書き損じて削り直すために、お寺さんからお預かりした間伐材塔婆
見た目は悪い間伐材塔婆ですが、文字を書いてしまえば、節も木目の流れもほとんど気になりません。
更に桧の間伐材ですから、材質が硬く、墨汁が滲みにくいという利点もあります。


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これは実際にお墓に供えられている間伐材塔婆です。
ぱっと見ただけでは、普通の塔婆と全く同じです。


木も限りある資源です。
これからは外国産の材料でも節のある材料も使用したり、国内の間伐材を利用して、森や自然に優しい配慮が求められています。




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