お問い合わせ頂いたお客様から塔婆の見本が届きました。


先日のブログにも書きましたが、最初にお問い合わせ頂いた時、お客様とのお話の中で、五輪(塔婆上部の刻み)の間隔について、ご要望を頂きました。
もし可能ならば、現在使用している塔婆の五輪と同一寸法で加工して欲しいとの事。
塔婆業者さんによって、五輪の間隔は異なります。
今後、弊社とお取引させて頂く事になった際、現在使用している塔婆と並べた時に、五輪の間隔が異なると統一感が無くなってしまいます。
お客様はそれを気になさっているようでした。


という訳で、本日は見本と同じ五輪(塔婆上部の刻み)寸法のサンプルを製作しました。



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画像のゴッツい物体は塔婆五輪を刻む刃です。
塔婆の五輪の寸法は、刃と刃の間にあるスペーサーと呼ばれる金属を色々組み合わせる事で好みの寸法で加工する事が出来ます。
今回送られてきた見本は3尺、4尺、5尺塔婆の3種類。
各々、五輪の間隔が異なりますので、見本から五輪の寸法を割り出し、スペーサーを調整していきます。



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寸法を割り出す際に使用したメモ書きです。
我ながらミミズののたくったような汚い字ですが、自分が分かればいいんです!



スペーサーの調整をして一気に加工作業に移ります。
左側がお客様から送られてきた塔婆の見本。
右側が本日加工した塔婆のサンプルです。



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3尺塔婆



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4尺塔婆



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5尺塔婆



3種類全て、見本と同一寸法で無事に五輪加工を施す事が出来ました。
ここで補足説明。
塔婆の最上部(てっぺん)の形状は塔婆業者さんによって異なります。
これを全く同じ形状にするには、専用の金型を作ることになるので弊社の使用している金型で、見本の形状と近いものを使用しました。
もう一点、見本の上から二番目の刻みは特殊な形状をしています。
同様の形状の刻みを入れるとなると、これまた刃を新たに作ることになります。
二番目の刻みの形状は、弊社の刃の形状とし、刻みの間隔を全て見本と同一寸法にすると言う事でお客様にはご了承を頂きました。






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