5月11日(土)、東京は中目黒にて終活カウンセラー協会様主催の『終活カウンセラー勉強会』参加させて戴きました。


今回の勉強会は豪華な3部構成でした。
          
第1部 
在宅介護 基本編 上手な介護器具とのつきあい方
講師 (有)モナークケア 代表取締役 小澤重史 氏

第2部
初級テキスト 詳細解説      
講師  終活カウンセラー協会理事 山下弘樹 氏

第3部
お客様に伝わる終活セミナーとは
講師  終活カウンセラー協会代表理事 武藤頼胡 氏


どの講義も大変素晴らしく、特に第1部の小澤さんの介護に関するお話は現場の声を聴く事が出来て大変勉強になりました。
講義の中で、特に印象に残ったのが、介護は終わりが見えない』という言葉。
実際に介護疲れ等で、介護されている人よりも先に、介護している人が先になくなってしまったケースもあるそうです。


過酷な印象の介護ですが、無理せず出来る事だけをやる様にする、つまり、上手にヘルパーさんやデイサービス、福祉用具等の介護サービスを利用する事で、家族の負担は軽減されるそうです。
また福祉用具は購入するより、上手にレンタルする事で金銭的負担も軽減されます。
例えば、車椅子の場合、最低6万円するそうですが、レンタルすれば月額で数百円で済むそうです。


*レンタルに関しては国が定めた13種類の福祉用具は定価の1割でレンタル可能。
但し、要支援1,2 要介護1の場合は対象外の物もあるので注意


小澤さん曰く、元気で判断能力があるうちから、自分がどういう介護をして欲しいか家族と話し、意思を伝えておく事が大変重要との事です。そうする事で万一の際に、家族がこれで良かったのだろうかと迷う事がないそうです。


介護の現場に直面している方のお話を聴く事が出来て、大変参考になりました。



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画像はモナークケアさんの福祉用具カタログです。
商品だけではなく、介護保険の利用手続きや介護保険で利用できるサービス等、介護保険制度についても大変分かりやすく解説されていました。