また頭を悩ます時期がやって参りました・・・。
塔婆材の発注に関しては、この時期は毎年悩みます。


材料を製材・加工する工場がある中国では正月は旧暦で祝うため、2月は中国の製材工場及び物流が完全にストップしてしまいます。中国の正月は『春節』と呼ばれ1年で一番大きな祝日で、約1週間以上の連休になるそうです。地方から出稼ぎに来ている方々は皆故郷に帰郷し、中国国内で民族大移動が起きます。
しかし、お国柄でしょうか・・・
連休が終わっても故郷からなかなか帰ってこない人も多いとの事。
従って、製造や物流が完全に始動する時期を考慮すると、来年の2月、3月に使用する材料に関しては、1月中には完全に仕入れておかないとアウトなのです!


そんなこんなで、今、来年の2月、3月に使用する材料の枚数を算出しているんですが、過去のデータを見ながら数ヵ月先の状況を読むって毎度の事ながらかなり難しい。おまけに消費税増税に向けた駆け込み需要と言いましょうか、大手の塔婆メーカーが材料を大量に買いあさっているとの情報も入ってきています。こちらも早急に手を打っておかねばなりません。来年の2月、3月は荒れそうな予感がします。



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『本日の作業場のヒトコマ』
研磨機の砥石とカンナ刃を新品に交換。
塔婆を横から見た際、鏡面のように光が反射しています。
いい仕上がり具合になりました。






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