気付けば一ヵ月以上ブログを更新していませんでした。
そんな11月の前半、皆様いかがお過ごしでしょうか?


今月は有難い事に月初から御注文が重なり、幸先の良いスタートが切れました。
本来なら閑散期なんですが・・・。
今年は特に、お客様からの御注文の時期や数量等、例年のデータが全くあてにならない。
材料の在庫管理に苦労します。


さて、話題は変わりまして・・・
先日、ある御住職とお話させて頂いた中で聞いた話ですが
葬儀、供養に関して、一般の方々が選択する時代に突入したとの事。


選択とは具体的に言うと・・・


葬儀は行うが僧侶は呼ばない。
葬儀は行うが戒名は要らない(もしくは自分でつける)
法事はやらない。
菩提寺はあるけどお墓には入らない。
等々、お寺、僧侶、葬儀、お墓など今まで密に関連していたものの中から
各自が選択するケースが少しづつ増えているそうです。


戒名、葬儀、法事、お墓等には何かしらの意味があり
その慣わしが今まで続いてきたと思うのですが
それが必要ないという世の中にかわりつつある。
今まで当たり前だった事が当たり前ではなくなる。
これも時代の変化なのかも知れませんし
お寺がこの問題を解決していくのは決して容易ではないでしょう。
(こういった背景には核家族化、人間関係の希薄化、少子化、地方の過疎化等々
様々な要因が複雑に絡み合って生じていると思いますので。)


ただ、『これも時代の変化だから・・・』と諦めては欲しくないです。
お寺に出来ることの一つ、それは布教だと思います。
先人たちがやられてきたような地道な布教活動
お寺とは何か、僧侶とは何か、葬儀とは何か、戒名とは何か、供養とは何か、お墓とは何か
それらにどんな意味があるのか。
知ってもらう機会、分かってもらえる機会を増やせていけたら何か変わるかも知れません。


久しぶりにブログを更新し、座りすぎてケツが痛くなってきたので今日はこの辺で。













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