お彼岸を目前にし、お陰様で塔婆の追加注文等が重なっている。
本当に有難い事である。

そんな中、先日、あるお客様から約2年ぶりに塔婆の御注文を戴いた。御注文内容は特注サイズの剣先塔婆。
その塔婆を加工した事は覚えていたが、さすがに2年前の事となると、細かい寸法や加工時の注意事項は記憶があやふやである。

そういう場合は黒の手帳の出番である。
黒の手帳とは、仕事の内容、プライベートの出来事、本で感銘を受けた言葉、ネタ、気に食わない奴の名前(←嘘)など、ジャンルを問わずに常日頃書き記しているものである。
飽きっぽい性格の私にしては珍しく、かれこれ7年程続いている。



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黒の手帳のおかげで、御注文戴いた塔婆も無事に加工する事が出来た。



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手帳に何かを書くという作業は、今回のように何かを忘れた時の為の備忘録としても役に立つが、何かを忘れる場合にも有益である



悩み事や心配事などを、手帳に書くだけでも物事を客観的に眺める事が出来るし、脳のキャパも幾分空きが出来るようにも思える。ただでさえ少ない容量がモヤモヤした感情にいつまでも支配されていてはよろしくない。


改めて過去の手帳を見直してみたら、その当時、どうでもいい事で悩んでいた自分や意味不明の決意表明みたいな事を書いている自分を垣間見て、少しこっぱずかしくなった。





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